おしゃれに飲む

ピスタチオ・クリーム入りのシュー。こういうものの作り方をアカデミーで学べるようです。

「ガンベロ・ロッソ」といえば、イタリアのワインや食材の評価本として有名です。昨年、日本語版のワインガイドが出版されたこともお知らせしました。そして今年は、そのガンベロ・ロッソが主催する「アカデミー」が開催される場所であり、お墨付きの銘柄が販売されるショップが、神楽坂にできていました。

 

「ドルチェ・ヴィータ」では、ワインでいうトレ・ビッキエーリ(3つグラス)はじめ、ガンベロ・ロッソがお薦めしているワインや食材が品揃えされています。その場で試食・試飲してから購入できるようなので、自分好みのものを確認できるのが嬉しいところです。

 

それに「アカデミー」では、ワインスクールやお料理教室が既に始まっているようです。イタリアから専門の講師が派遣されて、本場の味わいを体得できるということです。確かに、日本にはイタリアンレストランが多く、質も高いと評判ですが(ワインの造り手さんが来日されて、日本のイタリアンレストランに行くと結構感激されます。「イタリアより美味しいよ!」という褒め言葉が出ることもあります)、日本風にアレンジされているケースがほとんどなのかもしれません。

この「ドルチェ・ヴィータ」のお披露目会に、在日イタリア大使夫人が参加されていました。そのスピーチの中で「イタリアの本物の、しかも選ばれた素材を使って、本場のイタリア料理を学べる素晴らしい機会」だと強調されていました。イタリアン好きには見逃せない好機ですね。

 

いくつかの食材やそれを使ったお惣菜を味見をさせてもらいましたが、いやいや美味しくて、素材調達に行きたくなりました。少々画像でお楽しみください。

 

そして、美味しいワインも見つけましたよ。

ヴェネト州の「テヌータ・キッケーリ」です。掃除機製造で成功したジャンカルロ・ルッフォ氏が、ヴェローナ郊外の丘に敷地を購入したことが始まりだといいます。避暑用の別荘として買ったところ、ぶどう畑もついていた。もちろんワインも大好きだから、自家消費用に造り始めた。いわば趣味が高じてのワイン造りです。外に販売し始めたのは1999年ヴィンテージより。でも、こういうパターンでよいのは、資金がたっぷりあることと、オーナーからの指令は美味しいものを造ること、に限っている点です。

ボトル横

人物とボトルヴァルポリチェッラもよかったですが、ピノ・ノワール100%で造られるスプマンテ・ロゼの、フレッシュでエレガントな姿も好印象でした。日本への輸入元のヴィノアトランテの方曰く、ヴェローナの(ロミオとジュリエットの)ロミオの家だったことになっている館に入っているレストランで、ここのワインに出会ったそうです。造り手さんに直接掛け合ったところ、生産量は少ないので、最初はしぶられたとか。こういう話も、ワインにロマンを与えてくれます。

 

見つけたら、是非試してみてください。

(text & photos by Yasuko Nagoshi)

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