アルザス ピノ・オーセロワ × フォアグラのカナッペ ワインジャムのせ
05/31
Point: 触感を合わせる
普段ワインショップで見かけるアルザスの白ワインより、少しヴィンテージが古いかもしれません。ちょっと熟成したニュアンスが出てきていますが、そこがまた魅力的で、ハチミツや甘く煮た金柑のような香りがします。味わいもまったり系で粘性も感じられるので、このまま飲んでも十分楽しめます。こういう系統のワインを「メディテーションワイン」という人がいます。ゆっくりじっくり飲みながら、瞑想するのによいのでしょう。
白トリュフをかけた白いチーズリゾット、といった料理も思いつきますが、現実的には白い舞茸を使ったパスタも美味しそうです。オニオングラタンや、旨みたっぷりの兵庫の牡蛎もお薦めです。
今回は粘性のある触感を合わせて、フォアグラのペーストをリッツにのせて、ワインジャムをのせてみました。ワインジャムがなくてもよいですし、マーマレードやアプリコットジャムをのせるのもよいと思います。
<付記>
ピノ・オーセロワというブドウ品種は、アルザスで多く栽培されていますが大半はブレンドに使われてしまうので、このように単体で瓶詰めされてラベルに記されることは比較的少ないです。
<Data>
ワイン名:アルザス ピノ・オーセロワ ヴィエイユ・ヴィーニュ2006 Alsace Pinot Auxerrois Vieilles Vignes 2006
生産者:ポール・ブランク Paul Blank
産地:フランス/アルザス地方
ブドウ品種: ピノ・オーセロワ
輸入元/希望小売価格:アルカン/(2008年 2,940円)
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