ミッシェル・ブリュット・ロゼ × ヒレかつサンド
03/27
Point: 色合いと柔らかさを合わせる
そろそろ開花間近となりました。お花見シリーズ、あるいはロゼのシリーズを続けます(笑)。
最近のロゼ人気で、ピンク色のワインやスパークリングワインの数がとても増えてきましたから、魅力的なワインがたくさんみつかって嬉しいばかり。「桜」関連の食べ物も、昔は桜の季節にはノーマルな桜餅にするか、道明寺にするかと迷うぐらいですんでいたように思いますが、今この季節にはお漬け物から蒸しパン、アイスクリームやケーキなどのスウィーツ各種に、煎餅、飲み物、桜ロイヤルミルクティーまで!? 多岐にわたる品揃えで目移りしてしまいます。
ちょうど、あるスーパーマーケットへ探し物に行くと、こんなポップを見つけました。「お花見にはMSのかつサンドを」。まさに! 実は、フルーティーなロゼスパークリングワインに合わせたくて、かつサンドを求めていたところだったのです。これなら、とっさに思い立ってお花見に行くことになった場合でも、手軽に食べられます。
フルーティーなロゼとは、アメリカのワシントン州生まれの「ミッシェル・ブリュット・ロゼ」。淡いローズピンクで、ベリー系果実やフレッシュなリンゴのような、若々しく甘いフルーティーな香りが魅力的です。味わいもフレッシュで、果実と酸のバランスがよく、アペリティフ的にも飲める印象です。このヒレかつサンドでふっくらとした口の中をフレッシュにしてくれると共に、ロゼのフルーティーさが一段と華やかに感じられます。
果実の香りが豊かで酸もフレッシュなので、タレなしの一口トンカツ、生ハムやハム類もお薦めですし、海老の天ぷら、レンコンなどの根菜の天ぷら類にも合いそうです。
<付記>
サン・ミッシェルは、ワシントン州でのワイン造りのパイオニアでスパークリングワインについても35年の歴史がある。コロンビア・ヴァレーの西部、ヤキマ・ヴァレーは冷涼な気候で、フランスのシャンパーニュ地方よりも日照時間が2時間長くブドウはよく熟すが、砂漠気候の影響も受け寒暖差が激しいので酸もきっちり保てる環境にある。瓶内熟成は18ヶ月間。
(text & photo by Yasuko Nagoshi)
カテゴリー | ロゼワイン | |
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ワイン名 | ミッシェル ブリュット ロゼMichelle Brut Rosé | |
生産者名 | ドメーヌ サン ミッシェルDomaine Ste. Michelle | |
生産年 | NV | |
産地 | アメリカ/ワシントン州 | |
主要ブドウ品種 | ピノ・ノワール主体+ピノ・ムニエ7% | |
希望小売価格 | 2,490円 | |
輸入元/販売店 | ファインズ |
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