アルザス ピノ・ブラン × 枝豆の白和え
07/22
Point: フレッシュ感とほんのりとした甘さを合わせる
枝豆やトウモロコシは、収穫したその瞬間から糖度がどんどん減少してしまうのだと、友人が教えてくれたことがあります。だから、美味しい枝豆やトウモロコシを食べるには、まずなるべく新鮮なものを手に入れること、そして買ってきたらすぐに調理してしまうこと。このふたつがポイントになります。運よく収穫直後のものが見つけられたら、なるべくすぐに火を入れるようにしていますが、そうすると甘みだけでなく香りも豊かなような気がします。
そのままの枝豆とフレッシュな白ワインの組み合わせもよいですが、ちょっと手を加えても美味しいものです。
ちょうどアルザスのピノ・ブランが、とても爽やかなで心地よい味わいです。スダチやレイムのような柑橘類やリンゴの爽やかな香りがして、ほんのりと甘味が感じられます。フレッシュでクリスピーな酸もあるので、さくっとした食感の白っぽい食べ物が美味しくなりそうです。そこで今回は、ほんのりした甘さとフレッシュ感を合わせて、枝豆の白和えを合わせてみました。とちらも、ふわりとしたまるい味わいになり、とてもよい相性です。
<付記>
このワインの造り手カミーユ・ブラウンは、ブドウを有機栽培とバイオダイナミクス(ビオディナミ)で育てています。2005年に完全に転換でき、デメテールへ認証を申請する予定のようです。
(text & photo by Yasuko Nagoshi)
カテゴリー | 白ワイン | |
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ワイン名 | ピノ・ブラン Pinot Blanc | |
生産者名 | カミーユ・ブラウン Camille Braun | |
生産年 | 2012 | |
産地 | フランス/アルザス地方 | |
主要ブドウ品種 | ピノ・ブラン(オーセロワ) | |
希望小売価格 | 2,490円(参考本体価格) | |
輸入元/販売店 | ファインズ |
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