美味しい生活

横

誰にでもあるでしょ?ワインを飲み、音楽でも聴きながら心も体も休めたい夜。

 

iPhone縦

倒しても割れる心配がないアクリルグラス(スマホは壊れますが)。

高級スピーカーもありません、最新式のプレイヤーもありません。

でも大丈夫、スマートフォン(以下、スマホ)とワイングラスがあれば。

 

ワイングラス?

そう、今飲んでいるワイングラスの中にはまってしまったスマホが、ワイン好きの琴線に触れるスピーカーに生まれ変わる、自由で怖いもの知らず的発想、なにせ僕はお肉屋さん(関係ないか?)。

 

グラスの中で振動する音が、さっき飲んでいた液体と同じ出口から、いつもと雰囲気を変えて耳に届く。口ではなく耳で音を飲む感じだ。

 

色々試してみたけれど、グラスの形状によって出てくる音が違う面白い。

ワインの為に綿密にデザインされたグラスから響いてくる好みの音楽。

「あっ、このグラスはライブ向き!」とか、「R&Bには分厚い大きなグラスだね」とか、飲み物の個性でグラスの形状がデザインされたように、音楽のジャンルによって、最適なグラスがあるかも知れませんので探してみてください。

 

明日から皆さんのスマホには「ピノグラス用」ってタイトルのプレイリストが出来上がっているかも。

 

なんの根拠もありませんが、やってみると自分の顔が少し緩んでいることに気が付くはずですよ。なにせお気に入りのグラスから、お気に入りの音楽が流れてくるのですから。

 

ボトルさて、この原稿を書き上げた夜は外に出て、倒す心配が少ない「リーデル・オー」カベルネ/メルロにスマホを注いで坂本九氏の名曲「見上げてごらん夜空の星を」。アナログ風に聞こえる音が過去を思い出すのにぴったり。もうすぐ30年、1985年8月12日、日本航空の123便が墜落してしまったその日、大好きだった祖父も一緒に天国に旅立った(飛行機には乗っていません、老衰です)。

優しい気持ちになりながら、優しいオーストラリアの友が作ったシャルドネを味わう静かな夜、ボトルの美人キツネに誘われて北キツネが遊びにくるかも。

 

【ご注意】

・どんなグラスもスマホ入れたら自己責任

・使用済みグラスは綺麗に拭いてからスマホを投入

・まちがってスマホ入りグラスに注がない

・音が悪いなど無粋なことは言わない

・飲食店でやってはいけません

・音量上げ過ぎてグラスを割らないように・・・


<東澤壮晃 プロフィール>

専門は羊肉という日本でも珍しい、創業87年目の北海道のお肉屋さん。世界各国の様々な肉に触れる日々の中で、世界各国のワインが必ず傍らにある。きっかけは羊肉の仕入先「オーストラリア」。僕の今までの価値観を覆てくれるワイン達が僕を燃え上がらせ、肉屋なのに酒販免許を取得してしまう。
現在「株式会社 東洋肉店」代表取締役、そして2012年からA+ Australian Wine スペシャリスト(トレード)として肉とワインの荒波を航海中。
夏の日課は炭火おこし。好きな言葉は「どうせなら楽しい方がいい」※その時によって変わります。

(text & photo by Moriaki Higashizawa)

 

ボトル カテゴリー 白ワイン
ワイン名 ウィッカムズロードギップスランドシャルドネWickhams Road Gippsland Chardonnay
生産者名 ホドルスクリーク エステートHoddles Creek Estate
生産年 2012
産地 オーストラリア/ヴィクトリア州/ギップスランド
主要ブドウ品種 シャルドネ
希望小売価格 2,200円(本体価格)
輸入元/販売店 kpオーチャード
Oグラス カテゴリー グラス
商品名 リーデル・オー カベルネ/メルロ(2個入)
生産者名 リーデル
容量 600ml
産地 オーストリア
iPhone が入っているグラス
希望小売価格 3,500円(本体価格)
輸入元/販売店 RSN JAPAN 株式会社
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