おしゃれに飲む

小布施から勝沼に至る道を「日本のワイン街道」と名付けた山梨と長野のユニークな地図。ワイン街道沿いにある10地域のワインを少量ずつテイスティングができる。

ワインリゾート、と聞くと遠い外国のことのように聞こえるでしょうか。ここ日本、東京からすぐに行けるところにも、実はワインリゾートがあること、ご存じでしたか? 大人の女性だからこそ楽しめる、そのリゾートに行ってきたので、体験をシェアしようと思います。

 

東京から電車で約2時間。JR中央本線小淵沢駅から車で5分ほどで「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」に到着します。ここには、ワイン醸造用のブドウを使ったスパ「VINO SPA(R)」、山梨や長野のワイン約24種類がテイスティングできる「YATSUGATAKE Wine house」があります。

 

リゾートに到着したらすぐにスパ、というのは、以前、リゾートの達人を取材したときに教わった極意。この日も到着後すぐに「VINO SPA(R)」に予約を入れておきました。日ごろ疲れた心身をリゾート仕様にするため、ボディを癒してもらいます。ワインの香りに包まれて、全身がリラックスしてきたら、自分だけの時間のはじまり。

 

 

次に向かうのは「YATSUGATAKE Wine house」。山梨と長野の県境に位置するこのホテルの場所柄を活かし、両県の厳選ワインがテイスティング、購入できる場所です。ごく少量からテイスティングできるので、ちょっとだけ味見してみたい、という人にも、全種類制覇してみたい、という人にも楽しめます。

 

 

チェックインの時間になったので、部屋へ。「ワインスイートルーム」は、ワインセラーや各種グラス、ワインを楽しむアイテムが用意されている、露天風呂が備え付けられた、まさに”ワインをとことん楽しむための部屋“。今回私が選んだのは、この部屋に宿泊する「ラグジュアリー・ワインスイートステイプラン」なので、セラーにはワインのプレゼントが5本、そして、先ほど出かけた「VINO SPA(R)」、さらにレストランでの夕食と朝食がセットになっています。

 

 

部屋でゆったり過ごした後は、レストラン「OTTO SETTE」へ。提携ワイナリーである「ドメーヌ ミエ・イケノ」のワインを含め、それぞれの料理とワインのマリアージュが楽しめるスペシャルコース「Vino e Cucina」を味わいます。これが、このワインリゾートの真骨頂!選定したブドウの枝を使った瞬間スモーク、「ドメーヌ ミエ・イケノ」のワインの澱を使ったソースなど、ここならではのプレゼンテーションとワインの組み合わせに満足。

 

 

食事の後は、「ラグジュアリー・ワインスイートプラン」のサービスでもある「お部屋で楽しむチーズセット」が運ばれてくるので、セラーに入ったワインを部屋でゆっくり楽しむことにします。東京とは違う澄んだ空気。月明かり。風に揺れる木の葉の音…ワインに詳しくなくても「ワインっていいなあ」と思わせるひととき。

 

ゆっくり眠って、翌朝は、OTTO SETTEで野菜たっぷりの特別朝食を。その後、普段は一般開放されていない「ドメーヌ ミエ・イケノ」を訪れる機会をいただきました。2011年にファーストリリースしたばかりの新しいワイナリー。八ヶ岳の自然を存分に活かしてつくられたワインは、栽培醸造責任者の池野美映さんのたたずまいのようにエレガントで凜としている、と感じました。

 

 

これがたった1泊2日の出来事だったのだろうか…。そう感じてしまうほど、さまざまな体験と深いリラックスが得られたのは、すべてにワインが関わっていたからだと思います。詳しくなくてもいいのです。ワインという飲みものが与えてくれる豊かな気持ちと満足感、そしてラグジュアリーな感覚は、万人共通のもの。

 

都会という戦場で闘いの日々を送る現代の女性にこそ、こういう贅沢な時間を過ごしてほしい、と思いました。私もまた、疲れたとき、豊かな気持ちになりたいときは、ここへ出かけてみようと思います。

(text & photo by Miki Ikeda)

カテゴリー リゾートホテル
店名 星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳
住所 山梨県北杜市小淵沢町129-1
最寄駅 JR中央本線小淵沢駅
電話 050-3786-0055(リゾナーレ予約センター)
URL 星野リゾート
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