ワインの友! ルイジ・テーガの香り高いオリーブオイル 〜ガンベロロッソのオリーブオイル部門で第1位〜
07/01
イタリア料理店へ行くと、食事の前に小皿でオリーブオイルをサービスしてくれるところが増えました。フレッシュで美味しいオリーブオイルは、そのままパンにつけたり、塩、もしくは粉チーズを添えてパンにつけたり。それだけで贅沢なおつまみになるものです。
「オリーブオイルは、オリーブの果汁だからね」と、昔聞いたことがありますが、このオイルはまさにそんなニュアンスです。とってもフレッシュで、スーっと香りが立ちのぼります。まるで青リンゴやレモンの皮のような、黄色や緑色の果物を思い起こす香りです。そして味も爽やかで独特の刺激もあり、軽やか。ちょっとクセになる味わいです。
このルイジ・テーガという造り手は、ウンブリア州のペルージャから南東に30キロほどのところにあるフォリーニョで、1950年からずっと良質のオリーブオイルを造り続けています。そして、この「カルディナーレ」というのはローマ時代からオリーブが栽培されていた長い歴史のある地区で、標高が400メートルもあり日較差が大きいそうです。これも香り高い理由のひとつなのでしょう。
そして手摘み収穫。収穫後には24時間以内に圧搾。その方法も遠心分離式と最新の「シノレア式」を併用。後者
はペースト状になったオリーブから、低温でゆっくりとオイルだけを抽出する方法で、純度が高く香りの高いオイルが得られるようです。ただ、難点は少量しかつくれないこと。こういう訳で美味しいのですね。美味しいパンと是非どうぞ!
<付記>
イタリアに「ガンベロロッソ」というワインの評価誌があります。そこが「オリーブオイル部門」も始めたのですが、2011年版で第1位の栄誉に輝いたのがこのルイジ・テーガでした。
カテゴリー | オリーブオイル | |
---|---|---|
商品名 | オリオ・デル・カルディナーレ Olio del Cardinale | |
生産者名 | ルイジ・テーガ・モリーナ・イル・ファットーレ Luigi Tega Molino Il Fattore | |
生産年 | ー | |
産地 | イタリア/ウンブリア州 | |
主要ブドウ品種 | モライオーロ50%、レッチーノ30%、フラントイオ20% | |
希望小売価格 | 2,800円・500ml(1,800円・250ml) | |
輸入元/販売店 | アビコ |
最近のコメント