シャブリ × 寿司 貝づくし
09/23
Point:フレッシュ感、しゃっきり感を合わせる
「シャブリに牡蛎」とよく言われますが(今でも言われているでしょうか?少なくとも20年前は頻繁に言われていました)、確かにピュアなタイプのシャブリには新鮮な生牡蛎は最高です。ただ、シャブリにも香ばしくてたっぷりした味わいのタイプも部分的にありますから、そちらは同じ牡蛎でもグラタンにしてみたり、あるいは鶏肉料理など加熱した料理をお薦めします。
でも、このフェヴレイのシャブリはフレッシュでピュアなタイプです。レモンやライムを思わせるフレッシュな柑橘類、まだちょっと堅めのリンゴ、ミネラル感など涼しげな香りです。味わいも爽やかでバランスよく、一筋芯の通った軽快さ。少し蜜のようなニュアンスも口の中で広がります。
もちろん生牡蛎でもよいのですが、同じような海関係の料理では、鮮魚のマリネ、海藻と魚介類のサラダをレモンなど柑橘類のドレッシングで、白身魚の海藻包み焼き、アサリを使った料理などが合いそうです。鶏のササミのフライなどでもよいでしょう。でもやはり海系のものを合わせたくて、駅前の「◎◎寿司」まで走りました(笑)。ありました「貝づくし」! フレッシュでシャキッとした部分がとてもしっくりします。
(text & photo by Yasuko Nagoshi)
カテゴリー | 白 | |
---|---|---|
ワイン名 | シャブリ Chablis | |
生産者名 | ジョセフ・フェヴレイ Joseph Faiveley | |
生産年 | 2011 | |
産地 | フランス/ブルゴーニュ地方 | |
主要ブドウ品種 | シャルドネ | |
希望小売価格 | 2,625円 | |
輸入元/販売店 | ラック・コーポレーション |
最近のコメント