ワインと料理

2005年です。きれいに熟成しています、が、若々しくもあります。

Point: リッチさを合わせると共に、後味爽やかに

豚肉のリエットは、重宝するおつまみ。

豚肉のリエットは、重宝するおつまみ。

各地からブドウの収穫情報が届く時期となりました(北半球のワイン産地からです)。そうなると、そろそろ年末も近くなりソワソワし始めてしまいます。泡ものが飲みたいけれど、豪華な泡は年末年始まで待ちたい方々には、もっと手軽で満足感が高いアイテムをご紹介しましょう。

このスパークリングワインは、フランスのロワール地方のものですが、2005年ヴィンテージなので、とても落ち着きがあります。ブドウ品種もシャンパーニュとは異なるので、香りのニュアンスもちがいます。熟したカリンや洋梨、ミツのような丸みのある香りで、トーストやクッキーのような香ばしさも感じられます。味わいもまろやかで、リッチですが、酸もしっかりしているので、後味がとてもフレッシュ。幅広い料理に合いそうです。

例えば、豚しゃぶ。厚みがあり香ばしい香りもするのでゴマだれにも合いそうですが、フレッシュな酸も備わっているので、さっぱり系のタレでも違和感がないと思います。香ばしい和食として、揚げ出し豆腐や大根と厚揚げの煮物などもいけそうです。トンカツや仔牛肉のカツレツも、しっくりくるでしょう。手間をかけないでサクッと合わせたい場合には、写真のような豚肉のリエットやスモークチーズもお薦めです。これも万能型ですから、色々試してみてください!

<付記>

ロワール地方は、シャンパーニュ地方からの投資がいくつもされていて、スパークリングワインの基準が高い場所です。この造り手「ラングロワ・シャトー」もそのひとつで、有名なシャンパーニュの「ボランジェ」が気に入って、投資をしたワイナリーです。スタンダードのキュヴェはこちらを。

そしてブドウ品種は、シャンパーニュがシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが基本ですが、ロワールになると白ブドウのシュナン・ブランなどが加わり、黒ブドウではピノ・ムニエがなくなる代わりにカベルネ・フランなどが加わります。特にシュナン・ブランが特徴的な香りを醸し出すと共にキリッとした酸も併せ持っているので、それが感じられると思います。

(text & photo by Yasuko Nagoshi)

2005年です。きれいに熟成しています、が、若々しくもあります。

2005年です。きれいに熟成しています、が、若々しくもあります。

カテゴリー スパークリングワイン
ワイン名 クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴCremant de Loire Brut Reserve
生産者名 ラングロワ・シャトー Langlois Chateau
生産年 2005
産地 フランス/ロワール地方
主要ブドウ品種 シュナン・ブラン60%、シャルドネ、カベルネ・フラン各20%
希望小売価格 2,940円
輸入元/販売店 ラック・コーポレーション
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