ワインと料理

カサゴをカブと煮付けに。煮汁が余ったら、翌日には煮こごりとして楽しめます。

Point: 甘く優しい香りとなめらかな触感を合わせる

 

カサゴをカブと煮付けに。煮汁が余ったら、翌日には煮こごりとして楽しめます。

カサゴをカブと煮付けに。煮汁が余ったら、翌日には煮こごりとして楽しめます。

寒い季節になると、太陽の光を求めてでしょうか? 少し温かい気候のもとで造られたワインが飲みたくなります。太陽の恵みをふんだんに浴びて育ったブドウから造られるワインは、よく熟した果実の香りが豊かであったり、なめらかな口当たりやボリューム感、厚みが感じられたり、ブドウ品種にもよりますが酸もソフトになります。そういえば、誰かが「私たち人間は、ワインを通して自然の力を体内に取り込むことができるのです」というようなことを言っていたのを思い出します。

 

余談ですが、ベルギーやオランダ、北欧ではワイン産地がないのでワインの消費国なのですが、たっぷりとした力強い赤ワインが人気だそうです。寒い気候の国ならではかもしれませんね。

 

さて今回の白は、南フランスのローヌ地方の白ワインです。少し煮たリンゴ、熟したオレンジの果皮、蜂蜜といった、甘くてやさしい香りがし、とてもなめらかな、ソフトな口当たり。穏やかで厚みも感じられます。普段使いにとてもよいバランスの味わいです。

 

たくさんの家庭料理が思い浮かびます。タラとジャガイモのチーズ焼き、グラタン、白身魚の西京漬け、イカの天ぷら、鶏ムネ肉のソテー、鶏の唐揚げ、あるいはモヤシのナムル風や、大根モチのような野菜類でも合いそうです。写真は、カサゴとカブの煮付け。普通のダシでさっくりと煮たものです。ワインの穏やかな味わいとなめらかな触感が、そのまま生きる料理です。

(text & photo by Yasuko Nagoshi)

ローヌ地方の大御所、ギガルのワインは様々な価格帯で見つけられます。

ローヌ地方の大御所、ギガルのワインは様々な価格帯で見つけられます。

カテゴリー 白ワイン
ワイン名 クローズ・エルミタージュ・ブラン

Crozes-Hermitage Blanc

生産者名 ギガル E. Guigal
生産年 2010
産地 フランス/コート・デュ・ローヌ地方
主要ブドウ品種 マルサンヌ主体+ルーサンヌ
希望小売価格 2,940円
輸入元/販売店 ラック・コーポレーション
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