ローヌの大御所のコラボレーションで、バリューの高いシラーとヴィオニエ新発売! 〜ニコラ・ペラン〜
03/17
コート・デュ・ローヌ地方のワインの中で、憧れの的といえば、赤はコート・ロティやエルミタージュ、白はコンドリューではないでしょうか。とはいえ、どちらも上級品ですから日常的に飲む銘柄ではありません。ちょうどこの3月初旬に発売開始されたばかりのニコラ・ペラン」のポートフォリオに、ミニ・ロティ、ミニ・コンドリュー的なアイテムが加わりました!
赤は「ニコラ・ペラン シラー・ヴィオニエ」
白は「ニコラ・ペラン ヴィオニエ」
ワインのカテゴリーはヴァン・ド・フランスです。
ニコラ・ペランというのは、一人の人物ではありません。ローヌ・ワイン好きの方にはお馴染みの、2家のコラボレーションによるものです。
エルミタージュで知られる北部ローヌのポール・ジャブレ・エネ系のニコラ・ジャブレと(2006年にポール・ジャブレはジャブレ家からフレイ家に売却)、シャトーヌフ・デュ・パープで知られる南部ローヌのペラン一家です。
赤は2013年。コート・ロティがシラーに少量のヴィオニエをブレンドするものがあるように、シラーに8%のヴィオニエを加えています。シラーらしいスミレやスパイシーな香りがハツラツとして、とてもバランスよい味わいです。軽すぎず重すぎず、気軽に楽しめる、若々しいフレッシュな赤ワインです。
白は2014年。コンドリューを念頭においてヴィオニエだけで造られています。まさにヴィオニエ!という白い花や果実の香りがフワッと立ちのぼってきますから、ヴィオニエ・ファンにはたまりません。味わいはソフトで果実の甘味も感じられます。口当たりがよいので、スイスイ飲めてしまいそうな爽やかな白です。
ブドウは、近隣のヴァン・ド・ペイの産地から選りすぐっているようです。
(赤用の主な産地:ヴァン・ド・ペイ・コリーヌ・ロダニエンヌ、ヴァン・ド・ペイ・コトー・ド・ラルデッシュ、ヴァン・ド・ペイ・ドローム/白用の主な産地:ヴァン・ド・ペイ・コトー・ド・ラルデッシュ)
価格が手頃で普段使いにお薦めです。
加えてスクリューキャップなので、これからのお花見やバーベキューといったアウトドアのシチュエーションでも重宝しそうです。
(輸入元:アサヒビール/オープン価格/参考小売価格1,650円・本体価格)
(tex t & photo by Yasuko Nagoshi)
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