シャンパーニュをハーフサイズで飲む、プチ贅沢 〜ドゥラモット・ブリュット・ブラン・ド・ブラン ドゥミ〜
05/26
<ハーフサイズのシャンパーニュでプチ贅沢を楽しむ>
突然シュークリームが食べたくなったり、無性に蕎麦を欲したりすることがあるように、ふとシャンパーニュが飲みたくなる時、ありませんか? 出先で時間さえあれば、今やグラスで飲める場所が多いので直行すればよいのですが、自宅で、となれば750mlサイズのフルボトルを開けるのはどうしようか、一瞬迷う人が多いのではないかと思います。
明日から出張だし、1本は飲めないかも? 勝手に開けるとパートナーからクレームがくるかも? シャンパーニュの後に赤ワインも飲みたいから、フルボトルだとちょっと多いなぁ。そういう時のために、ハーフサイズを常備しておくととても便利だと思います。冷蔵庫にズラリと並べて入れておくのもよいですが、容量が小さいのでセラー温度や常温からも早く適温に設定できます。
それに、為替レートの関係で最近シャンパーニュの価格が随分上方修正されています。それを考えると自宅で飲む回数が減りそうで、ちょっと寂しい。ならば、ハーフサイズをうまく取り入れてプチ贅沢を増やすのが名案かも、と思うわけです。「ドゥラモット」の「ブリュット・ブラン・ド・ブランNV ドゥウミ」ならば、フルボトルと比べて価格差が少ないことに気がつきました(通常、ハーフボトル2倍の価格はフルボトル1本より随分高くなります)。
もともとこの銘柄は、品質の高さから考えるととてもリーズナブルだと思っていました。ドゥラモット&サロンが本拠地を置くシャルドネの聖地、コート・デ・ブランの特級畑のシャルドネだけをブレンドして(ル・メニル・シュール・オジェ、オジェ、アヴィーズ/ブレンドについてはドゥポン社長の解説を)、それを7年間瓶熟成させてからリリースするので、既にプレミアム・クラスなのですから。
ハーフサイズは、ちょうどグラスで3杯から4杯飲める容量です。一人ならば満足感たっぷり、あるいは2日の分けでもいいぐらい。二人ならば少しずつ分け合うのにジャストなサイズです。さあ、どんな風に楽しみましょうか?
<ハーフの薦め/男子編>
**彼女と or パートナーと**
ここぞ、という時のブラン・ド・ブランの相方は、やはりキャビアに勝るものはないでしょう。それに、どうせ準備するならば大粒のオシエトラがお薦めです。ブラン・ド・ブランと黒い宝石、まさに白と黒との融合で、その場の空気がロマンチックに。
更に、このロブマイヤーのようなエレガントなシャンパーニュ・グラスに注がれれば、嬉しくない女性はいないはずです。
**男一人飲み**
男一人とあらば、生(き)のままでいくのが男前! 由緒正しいドゥラモットのブラン・ド・ブランと正面から向き合って、じっくり味わってはいかがでしょう?
そういう時には、ワイングラスをお薦めします。香りも味わいもより表現力が豊かになるので、緻密な味わいを解剖するように飲むことができるかも。
<ハーフの薦め/女子編>
**彼と or パートナーと**
女性が招く立場なら、オシャレで美味しいものがあるといいですね。手間をかけずにドゥラモットのブラン・ド・ブランのようなピュアなシャンパーニュに合わせるには、よい素材を調達するのが一番です。例えば、鮮度の高い天然の白身魚の刺身を、美味しい塩とオリーブオイルでカルパッチョ風に(写真は、平目+白トリュフ塩+ラウデミオのオリーブオイル)。それに湯葉のサラダ。湯葉もとてもよく合います。
フルートグラスもよいですが、香りや味わいをより楽しめるワイングラスを使うのもお薦めです。
**女子一人飲み**
女性が一人の場合。やっぱり美味しいものを少しずつ食べたいのではないでしょうか? 乾きものなどで超楽チンをしても美味しく飲めます。アンチョビ入りのグリーンオリーブと、イタリアのサンダニエーレの生ハムがあれば、ブラン・ド・ブランの味わいも引き立ちます。あとはキッシュやケークサレがあるのもいいですね。
自分専用のグラスを、一人飲みの時のために一脚だけ購入しておく、なんていうのも楽しいかもしれません。
ハーフサイズでプチ贅沢を是非楽しんでみてください!
(text & photo by Yasuko Nagoshi)
カテゴリー | スパークリングワイン | |
---|---|---|
ワイン名 | ドゥラモット・ブリュット・ブラン・ド・ブラン 1/2Delamotte Brut Blanc de Blancs Demie | |
生産者名 | ドゥラモット Delamotte | |
生産年 | NV | |
産地 | フランス/シャンパーニュ | |
主要ブドウ品種 | シャルドネ100% | |
希望小売価格 | 4,500円 (375ml)/参考:750mlは8,500円 | |
輸入元/販売店 | ラック・コーポレーション |
最近のコメント