おしゃれに飲む

ガラスなので清潔に保ちやすいのも利点のひとつ。

必ずしも買い物をするわけではないけれど、時々寄ってみるお店があります。何を置いているのかなあ、と気になるからです。皆さんも、そういうお店ありませんか? 先日、久しぶりに立寄ってちょうど冷蔵品のコーナーにさしかかった時に驚きました。以前は少量だった小瓶のワインの棚に、缶入りワインや1杯分だけが入ったパック、そしてミニサイズのボトルが勢揃いしているのです。

 

ワイン飲みの層が厚くなったと感じていましたが、こういう気軽なタイプのワインも大きな貢献をしているのだと実感しました。どれも、コルク抜きなどまったく必要とせず、ミニボトルにはストローもついていたので、1杯分用のパックを除いてグラスさえ必要ないのですから。そういえば、オーストラリアのメルボルンで市場を見に行った時、プラスチックのグラスにワインは一杯分だけ入ってビニールで蓋がしてある、そのまま飲めるまさに1グラスワインが売っているのをみてびっくりしたのを思い出しました。

 

こういう手軽なものに加えてスクルーキャップのワインボトルも増えてきていますが、まだ大半はコルク栓のワインです。コルク栓のワインを飲む時に便利なグッズを挙げてみました。

 

<フォイルカッター>

コルクを抜く時に、ソムリエナイフを使うのが面倒だという方に、いくつか便利なコルク抜きが出ています。「スクリュープル」がそのひとつで、ボトルネックにセットしてグルグルとスクリューを回していけばよいだけの、画期的な器具です。これにオマケのようにして販売されている「フォイルカッター」。これが実に重宝しています。

 

もちろん、ソムリエナイフでフォイルをささっときれいに外せる人には必要ありません。ただ、これを使うと一度半回しするだけで左右についたカッターがフォイルを切り取ってくれるので、とっても楽チンなのです。実はソムリエナイフの小さなカッターでフォイルを外そうとすると、一度の回転では一周ぐるりと回りきれないので、二度試みることになるのです。恐らく女性の多くはそうなのではないでしょうか(プロのソムリエさんは別かもしれませんね)。この小さな手間がちょっと、……という方に、是非お薦めします。

 

<ドロップストップ>

ワインを注ぐ時に便利な「ドロップストップ」。こちらも最近広まってきて、色々と素敵なデザインのものも見られます。これさえ使えば、グラスに注いだ後にワインがタラッと垂れてボトルやラベルを汚すことなく、気持ちよく食事を終えられます。

 

ワインを注いだ後に斜めにしたボトルを少し余分に回して元の垂直状態に瓶を戻せば、通常あまり液垂れすることはないのですが、それでも時々失敗してしまいます。家庭ではドロップストップを使ったほうが、テーブルやクロスなどを汚す心配がなくてよいように思います。もちろんドロップストップ自体も洗って繰り返し使えます。

 

液垂れをしないだけでなく、若すぎるワインを開かせよう、という一挙両得を求める方には、こちらの新兵器「ポネンテ」がお薦めです。

 

<ヴィノロック>

こちらはガラス栓のヴィノロック。これ自体が市販されているのを見たことはありませんが、このガラス栓で封をしたワインは時々見かけます。例えばイタリアの「クズマーノ」、あるいはドイツの「シュロスフォルラーツ」の一部のもの。ワインを購入する際にお店の方に聞けばわかるはずです。

これは見た目もきれいで、再利用もできるのがよいところ。開けて飲みきれなかったワインを何日も保存するには「フラヴァン」などをお薦めしますが、翌日また続きを飲もう、という時、特にほんの少ししか飲んでいなくて瓶内の空気の量が少ないときなどは、こういう簡易な栓が便利です。以前は、シェリーやポートなどのコルク栓を再利用していましたが、ガラス栓のほうが清潔度が保ちやすいので、こちらのほうがベターです。

 

それから、瓶にヴィノロックをセットして「カチッ」という音がすると、きっちり閉まるので、万が一横になっても漏れません。ただ、瓶口のサイズは一定ではありませんから、必ず合うかどうかを試してみるのをお薦めします。日本のワインボトルは、サイズが合わないように思います。

 

また便利グッズを見つけたら、お知らせします。

(text & photo by Yasuko Nagoshi)

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